はじめに |
glut(OpenGL Utility Toolkit)は、シリコングラフィックス社からNVIDIAへ移動した Mark Kilgardが作成、公開しているライブラリで、従来のglauxライブラリによく似た、 それでいてより複雑なプログラムを作成できます。
ただ日本では、OpenGLプログラミングのバイブル"OpenGLプログラミングガイド(第2版)" いわゆる赤本がglauxライブラリを使って教えているので、glauxライブラリを使った プログラムが多いです(VC++に最初から入っているのも大きいですが)。
しかし、Linux、Solaris等のマルチプラットホームで動作するプログラムを作成したいと 考えているならば、glutで作成した方がいいでしょう。
ということで、今回は「Borland C++ Compiler 5.5」上でglutの開発環境も構築してみましょう。
後述:
新しいマシンが手に入ったので、OSにMS-Windows2000を入れてみるとglutが何故か上手く 動作しない。そこで色々といじり回したあげく、なんとか「glut-3.7.3」を入れることが出来ました。 ここでは「glut-3.7.3のインストール」について説明します。
前回の「glut3.6のインストール」についてはいちおコメントアウトして、 このhtmlファイルのソースには残しておきます。多分必要無いとは思いますが。
glut-3.7.3のインストール |
「glut-3.7.3」は、
Nate Robins - OpenGL - GLUT for Win32から
glut-3.7.3-dlls.zipダウンロードします
サンプルプログラムのコンパイル |
以上の手順で「Borland C++ Compiler 5.5」上でのglut開発環境の構築は完了しました。
それでは、サンプルプログラムをコンパイルして実行してみましょう